第16回Pitch and Matchレポート

前身イベントからの通算で39回目となるピッチ＆マッチ。コロナ感染状況の落ち着きに伴い、昨年11月以来久しぶりに開催いたしました。

今回はまず最初に、ゲストとしてみずほ銀行柏法人部の中嶋様より、みずほグループのベンチャー企業支援についてプレゼンいただきました。未来の創造に挑戦するイノベーション企業を支援する無料のアクセラレーション会員サービスや、ビジネスマッチングイベント、セミナー、メンタリングから出資まで、幅広い取り組みについて詳しくご紹介いただきました。

そして、今回お一人目のピッチは、Artcalｍの今村友子さん。今村さんはアートを用いた個人/家族療法（アートセラピー）を提供する活動をされています。実はKOILオープンからの会員さんで、このイベントの第１回のお一人目の登壇者でした。７年ぶりのご登壇では、アートセラピーとはなにか、という解説から、今村さんが展開されている企業向けワークショップについて、家族療法について、具体的な内容をご説明されました。家族の誰かが問題を抱えている場合、家族全体を対象にして問題解決に当たることが有効だそうです。アートセラピー×家族療法、は、今村様独自の方法とのこと。参加者の皆さまからは、ご自身の環境や実感をベースにした質問が寄せられ、ていねいにお答えいただきました。

二人目は、株式会社電通国際情報サービス　オープンイノベーションラボ　奥野正寛さんです。同社はSI企業におけるオープンイノベーション組織として、新しい技術や社会課題にフォーカスして様々なR&Dに取り組んでいらっしゃいます。このたび、柏の葉でKOIL会員を対象に新しいＡＲサービスの実証実験を行うこととなり、その内容をご説明いただきました。これは、街のある場所でスマートフォンやタブレットをかざすと、構想中の未来の姿が現在の映像に合成されてみることができる、というワクワクするもの。参加された皆さまからは、技術的な選択に関する質問や、応用についてたとえばBIMと組み合わせて建物の中に入れるようになったら面白そう、など、活発な意見が出されていました。

本編の終了後は、会場に残ってお話される方や、久しぶりに「柏の葉かけだし横丁」で軽く飲みながら議論の続きをするグループなどで、とても盛り上がりました。

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ピッチ＆マッチでは、会員さんの登壇希望を随時承っています。 お気軽にコミュニティマネージャーや受付スタッフにお申し出ください。