【インタビュー】 2025.4.21

本気のハンズオン支援──TEP流メンタリングとBPセミナーの価値とは

KOIL STARTUP PROGRAMの最大の特徴は、とにかく熱いメンタリング。毎年、参加者からの評価も高く、プログラムを通してスタートアップの事業を推進する大きな力になっています。なぜそれが実現できるのか。この記事では、メンターによる本気のハンズオン支援の魅力について、改めて紹介します。

KOIL STARTUP PROGRAMの特徴であるTEPのメンタリングとは?

尾﨑氏: TEPのメンタリングの魅力はやっぱり「人」です。経営コンサルタントや弁理士、弁護士、公認会計士などメンター一人ひとりが素晴らしいバックグラウンドを持っているだけでなく、技術への理解もあり、スタートアップと同じ目線で本気で動く、いわゆる“伴走”を重視しています。単なるアドバイスにとどまらず、実際に手を動かしながら事業をサポートする“本気のハンズオン支援”。そこが私たちのメンタリングのコアです。

実際、参加者からはほかのプログラムと比べて「TEPのメンタリングは全然違う」と言われます。それは結局“人”が決め手。一緒になって事業を作っていく気概のあるメンターが揃っていて、スタートアップと濃密な時間を共有しているんです。

— なぜそこまで熱量を持って伴走できるのですか?

尾﨑氏: TEP自体が、「ディープテックをはじめとするスタートアップがどんどん生まれて社会を良くしていく未来を本気で創る」というビジョンを掲げています。その想いに共感したメンターたちが、本業を持ちつつもスタートアップ支援に全力で取り組んでくれています。みんな、損得勘定などでなく、本当に面白いからこそやっているんですよね。そういう人材を私たちTEPがしっかりスクリーニングしてアサインしているので、必然的に熱量が高くなるんです。

— メンターの「質」にこだわる理由とは?

尾﨑氏: スタートアップを本当に成長させるには、“お勉強”だけじゃ全然足りません。世の中には理論やメソッドがあふれてますが、それを聞いただけで終わったら実践に結びつかない。

結局、スタートアップと同じ目線で動ける実践力のあるメンターがいないと、プログラムが形骸化してしまうんです。だからこそ、技術・ビジネス両面に強くて、熱量を持って事業に入り込める人を厳選しています。理論だけじゃなく、現場に飛び込んで一緒に回せるかどうか。それがTEPのメンターの質を高めている大きなポイントです。

— メンタリングで特に重視していることは?

尾﨑氏: スタートアップって、経営者にとってはほとんど人生そのものなんです。だからこそ、その選択が本当にその人の幸せにつながるのかを、一緒に考えることを大切にしています。場合によっては、起業じゃない選択肢の方が合っていることもありますし、研究者であればライセンス提供の方がしっくりくるケースもある。事業だけじゃなく、その人自身の価値観や人生にも踏み込むメンタリングを心がけています。

— KOIL STARTUP PROGRAMの魅力とは?

尾﨑氏: このプログラムは、参加者が持つ意志をしっかり受け止めて打ち返せるメンターが揃っています。単にプランを作成するだけでなく、参加者とメンターが本気でぶつかり合いながらビジネスを一緒にディベロップしていく、かなり実践的な内容になっているというのが強みです。さらに、柏の葉スマートシティという街自体をリアルな実証フィールドとして活用できるのも、このプログラムの大きな魅力ですね。

— スタートアップはどうメンターと向き合うべきでしょうか?

尾﨑氏: とにかく遠慮しないで、大きく自分の思いをぶつけてほしいですね。大きく振れば大きく返すし、小さく振ればその分しか返せない。情熱を持って取り組む人には私たちも全力で応えます。実際、受講生で成長した企業は、プログラム終了後も私たちと強いつながりを維持しているところが多いです。人生相談も大歓迎ですから、本音をぶつけながら、飛び込んできてほしいですね。

— これからチャレンジする人へメッセージをお願いします。

尾﨑氏: このプログラムは、短期集中型のブートキャンプみたいなものです。だからこそ、「本気でチャレンジしたい」「今の事業を本当に形にしたい」と思う方には、ぜひ参加してもらいたいです。私たちは一人ひとりと向き合うことを本気で大切にしています。実際、受講生よりもメンターの数が多いというのは、なかなか他では見られない手厚さだと思います。それくらい情熱あるスタートアップに寄り添う覚悟があるので、ぜひ真剣なスタートアップの皆さんに飛び込んできてほしいですね。


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