【スタートアップインタビュー】 2025.6.24

「KOIL STARTUP PROGRAM 2025」参加スタートアップが決定!

柏の葉の新産業創造を牽引するスタートアップの成長支援を目的とした「KOIL STARTUP PROGRAM 2025」では、技術を活用した事業を推進する技術系スタートアップを広く募集し、多数の応募の中から、この度3社のスタートアップの参加が決定しました。
今回は、プログラム参加前の3社の意気込みをご紹介します!


イオリア株式会社

イオリア株式会社

事業概要

地方の情報空白を生成AIで解消。位置情報と連携し、生活者一人ひとりに最適化された地域情報を提供するAIエージェント「SpotsNinja」を提供。中規模都市を中心に、新たな日常の発見を届けます。

CEO 松原元気

CEO
松原 元気

Q1.事業のビジョンを教えてください

誰もが新しいテクノロジーの恩恵を受けて、地域の魅力を感じられる社会を目指しております。私は高校卒業後に上京し、地方と都心の情報格差を痛感し、その課題感から今の事業をスタートしました。生成AIの社会実装という大きなチャンレンジをしながら、より住みやすいまちづくりの体験に寄与できる事業を目指しています。

Q2.プログラムに期待することを教えてください

スマートシティとして先進的な取り組みを進める柏の葉スマートシティにおいて、生成AIを活用した地域ユースケースの確立を目指したいと考えています。私たちの事業は「人とテクノロジーの掛け合わせ」が鍵になると考えており、プログラム期間中に多様な仮説検証を進めていきたいです。

Q3.プログラム後にどうなっていたいか教えてください

「地方×toC」という市場性から、これまで何度も「金にならない」と言われてきました。確かに難易度の高い領域ではありますが、1年間の仮説検証と、多くの方の共感・支援により突破口が見えつつあります。このプログラムを通じて、自治体・住民・企業との連携モデルを確立し、事業がさらに飛躍できる状態を実現したいと考えています。


ポッドテック株式会社

ポッドテック株式会社

事業概要

製造業向けにAIを活用した最適商品探索プラットフォームを開発し、既存の社内商品データベースをAIフレンドリーに再構築するところから始め、データ取得・整備・モデル運用までを一気通貫で支援します。これにより、担当者の検索工数や判断負荷を大幅に削減し、業務DX推進と収益性向上を同時に実現します。

代表取締役 岡村 柾紀

代表取締役
岡村 柾紀

Q1.事業のビジョンを教えてください

DXが遅れがちな製造現場に伴走し、現場の具体的課題に即したAIソリューションを提案・実装することで、生産性や利益率の向上を図ります。さらに、導入効果の定量的評価や継続的改善サイクルを構築し、日本製造業全体の競争力強化と持続的発展に寄与することを目指します。

Q2.プログラムに期待することを教えてください

柏の葉エリアに拠点を持つ多様な製造業者とのネットワーク構築を通じて、リアルな業務課題やニーズを共有する機会を得たいと期待しています。また、専門家やメンターとの対話やワークショップを通じて市場性検証やビジネスモデルの磨き込みを行い、AIプラットフォームを実証実験できるフィールドやフィードバックループを確立することで、製品開発・改善の精度を高めたいと考えています。

Q3.プログラム後にどうなっていたいか教えてください

プログラム終了時点で、提供価値が複数社にて受容されるかを実証し、PoC(実証実験)案件を具体的に獲得している状態を目指します。その過程で得られたインサイトを基に、導入計画やKPI設定を含む事業計画を策定し、体制(開発チーム・運用組織・支援パートナーなど)を整備します。さらに、実運用開始へのロードマップを明確化したいと考えています。


株式会社ICOMA

株式会社ICOMA

事業概要

「おもちゃから発明する」視点を強みに、折りたたみ電動バイク「TATAMEL BIKE」など、楽しく実用的なモビリティを開発。マイクロモビリティ、ロボットを主軸に社会実装に向けた製品開発を行っています。

代表取締役社長 生駒崇光

代表取締役社長
生駒 崇光

Q1.事業のビジョンを教えてください

乗り物にロボットの機能を取り入れ、乗り物からロボットへの進化を促し「小さく、やさしく、楽しい」家族のような存在の相棒のようなロボットで、人の行動範囲を広げて、人を豊かにしたいです。

Q2.プログラムに期待することを教えてください

以前よりKOIL MOBILITY FIELDを利用し、製品開発を行ってきましたが、今開発中の製品「tatamo!」においてもKOILのエコシステムを利用し、実証から社会実装へのステップを加速させたいです。また、ビジネスモデルなどの組立が不完全な認識があり、専門家との壁打ちやビジネスモデルにも期待しています。

Q3.プログラム後にどうなっていたいか教えてください

「tatamo!」を含めた弊社のビジネスモデルの具体化を行い、事業化への足掛かりを得たいと思っています。また、KOILを含めた柏市のエコシステムをよりいっそう活用し、スマートシティ、モビリティ、ロボットの分野において実証の場としたいです。


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